2025.10.03
クラス分けのプロセス
01. 医学的診断情報(MDF: Medical Diagnostic Form)の提出
クラス分けを受けるためには、所定のフォーマットを用いて医師が英語で記載したMDFの提出が必要です。また、必要に応じてその他の検査データの提出も必要となります。有効期限は作成してから12ヶ月です。国内大会ではクラス分けを受ける大会の1ヶ月前、国際大会ではクラス分けを受ける大会の2ヶ月前に提出が必要となりますので、余裕を持って医師に相談しMDFを作成してもらわなければなりません。
- MDFフォーマット:VI(Visual Impairment)用(PDF, 292KB)
- MDFフォーマット:PI(Physical Impairment)用(PDF, 282KB)
- MDF記入ガイド(PDF, 295KB)
- その他の検査データ
MDF内にある「4.ATTACHMENTS TO THE MEDICAL DIAGNOSTICS FORM」を医師と確認し、必要な検査データをご提出ください。
※自身の障害の程度が分かるものであれば検査データフォーマットに指定はありませんが、PI(Physical Impairment)クラスにおいては下記検査データフォーマットでの作成を推奨いたします。
02. クラシファイアによる評価
MDFに基づき、その障がいが「最小障がい基準(MIC: Minimum Impairment Criteria)」と呼ばれる競技ごとに定められた障がいの程度の基準を満たすか評価します。クラシファイアと呼ばれる専門的な教育を受けたスタッフが筋力や関節可動域、麻痺の程度などの評価を行い、出場資格を判定します。
03. 競技に特化した課題や基礎的な動きを基に、競技クラスの割り当て、競技クラスステイタスの決定
実際に競技で使用する用具等を用いて、その競技に必要な動きをクラシファイアが評価し、競技クラスを割り当てます。次の評価がいつ必要なのかを示す競技クラスステイタスも同時に割り当てられます。競技によっては実際の試合中の様子を観察することもあります。

