2023年度パラクライミング日本代表選手選考基準につきまして

2022.08.18

2023年度パラクライミング日本代表選手選考基準につきまして

2023 年度パラクライミング日本代表選手選考基準

 

一般社団法人日本パラクライミング協会

 

2023 年度パラクライミング日本代表選手(代表選手 以下同様)の選考基準を、以下に記す。代表選手の選考は、一般社団法人日本パラクライミング協会(JPCA以下同様)が以下の基準で決定する。

 

2022年のパラクライミング日本代表は、パラクライミングワールドカップにおいて、7名の選手が表彰台に登り、ここ数年で世界有数の競技力のある国となっています。これからは、競技力を確保しつつ、パラクライミングの普及と振興にも力を尽くさなくてはなりません。
そこで、国内では「ファンクラス」を設けることで、競技人口の拡大をめざし、また、各クラス1位の選手を積極的に国際大会にも派遣することで、クラスに偏らない普及と、国内大会だけでなく、国際大会でも、より多くのクラス成立の実現に貢献する段階に来ています。 これからのパラクライミング発展の為にも、競技としての認知を拡げていくことが重要と考えます。

 

【代表選手 選考基準】
1. IFSC より 2023 年度に開催される IFSC 主催の国際大会参加権を得ている者。
2. 2022 年度パラクライミング日本選手権大会(2023 年 3 月開催予定)において、
以下の成績をおさめた 16 歳以上の者。

 

【参加選手が 4 名以上でクラス成立している場合】
1. 決勝ルートにおいて、2 位までの選手を代表選手とする。
*IFSC の国際大会参加権を得ている選手を除く。

 

【参加選手が 4 名に満たず(3 名まで)クラス不成立の場合】
1. 予選ルートに定められた 2 本の決勝進出基準高度=Road to Final を超えた選手を決勝進出者とする。
2. 決勝進出者の中で、各クラスの 1 位の選手を代表選手とする。
*IFSC の国際大会参加権を得ている選手を除く。

 

【特例代表選考基準】
日本選手権が中止した場合、第1戦の成績を代表選考基準とします。

 

【特記事項】
1. この基準は 2022年10月1日~2023年3月31日までを適応とする。
2. 国際大会の主催者(IFSC など)が、各国の参加選手人数を制限し、かつ日本人代表選手の参加希望選手がその制限人数を超えたときは、参加可能者の選抜裁量はすべてJPCAが担うものとする。
3. 代表選手の選考について最終的な権限は JPCA にある。
4. JPCA が指定する 2023 年度の国際大会において 1位、2位、3位となった代表選手には、報奨金を授与する。

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